オリンパス・ソトコト主催「写真で語るローカルトーク 地域を写真で発信する」に登壇しました

オリンパス

一昨日、オリンパスさんとソトコトさん主催のイベント「写真で語るローカルトーク 地域を写真で発信する」に登壇させてもらいました。

イベントの概要はこちら。

日本各地の土地の魅力を、写真や文章、職業を通して精力的に発信する5人がオリンパスプラザに集結。それぞれが撮影した土地の写真も交え、“私が写真で発信する意味”についてディスカッションします。

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引用:3月4日(日) 写真で語るローカルトーク 地域を写真で発信する

 

今回はイベントでお話した2つのことを、振り返りたいと思います。

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(写真:菊池百合子)

[1]写真ができることはなにか?

写真は、自分にとって大切なことやものを、心に焼きつけるための道具。心の動きとつながっている写真は、見落としがちな大切なものを気づかせてくれる手段でもあります。じつは自分がよく見ているようなことや、見えないものをも写す。これらは写真ができることだと思います。

スマートフォンの普及で、誰もが写真を撮れるようになりました。いつも隣にいてくれる人、家族、当たり前に思える今日の食事、年に一度の地域のお祭り。心踊ることも、震えることも、かなしいことも、愛情や愛着も、写真は嘘をつけないから、教えてくれます。

[2]地域を発信するうえで大切にしていることは何か?

「憧れ」という価値を見立て、発信すること。

たとえ話をします。ある宿を経営するおばあさんが、「後継者がいないから跡継ぎが欲しい」と言いました。その言葉と宿のスペックをそのまま伝えても、おばあさんや宿の本当の魅力は伝わらず、誰かの心の琴線に触れることは少ないでしょう。

ぼくは若者の視点を活かしたい。

そのおばあさんがつくってくれる朝食のお味噌汁は、自分で育てた大豆で味噌をつくり、たっぷり具材の山菜は、春や秋の山に分け入り収穫してきたもの。

春や秋の恵みをつめこんだこの一杯。その味は最後の一滴まで身に染みるし、想像を超えるほど手をかけてくれたことに、感動する。

山の恵みに感謝し、少し先の未来にそなえて、種をまき収穫する営みを当たり前にできることに憧れる。ニュータウン育ちの僕にはない感覚です。

おばあさんの当たり前の営み、それを追体験できる宿に価値を見出し、体験や発見の先にある「憧れ」を発信するのが、若者である自分ができることだと考えています。

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(写真:菊池百合子)

人前で話す機会をいただいたおかげで、自分が何を撮っていたいか、ということにも気づくことができました。

撮りたいものは、「次世代へと繋いでいきたい、憧れのもてるハレとケ」。

それはただ古いものや伝統的な文化を撮りたいわけではなく、たとえば EVERY DENIM さんのような、僕が素敵だと思えて、繋いでいきたいひと、もの、こと。

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EVERY-DENIM

さいごに、イベントのお題だったオリンパスのOMD-EM1 Mark II で撮影した写真をいくつか載せておきます。

貴重な機会をいただけたことに心から感謝します。

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