記事1本が映画1本だとしたら

1本の記事の見せ方は、しばしば映画に例えられます。

ほぼ日刊イトイ新聞で掲載された対談「バルミューダのパンが焼けるまで」がそのわかりやすい例です。

この記事について、「縦スクロール時代の、構成のお手本として読んでいただきたい」と、ライターの古賀史健さんが述べています。

さて! 1本の記事が「1本の映画」だとしたら、流通させるために何ができるのか? 今日は寝る前にちょこっと考えてみます。

前提として、映画の宣伝方法を挙げてみましょう。

*映画の宣伝方法

  • 前売り招待券で、特別に映画を上映する
  • 映画館のような、リッチで閉じた空間で映画を上映する
  • 15秒のPVをつくり、テレビなどのメディアで宣伝する
  • 映画雑誌に俳優や監督が取材を受ける。あるいはゲストとして登場する
  • 俳優、監督が番宣する
  • 限定グッズの発売する
  • 上映前に金曜ロードショーで特集する

*1本の記事の流通手法案

これらを1本の記事に置き換えてみましょう。

  • 公開前の記事を、招待メッセージを贈る
  • リッチで閉じている媒体で読める環境づくり→映画館のように、お金を払い、飲み物とポップコーンを買って鑑賞。クッションはふかふか。暗くて静かな場所
  • 30・15秒宣伝PVをつくるということは、7秒のVine動画をつくるようなもの→FacebookやTwitter、Instagramで宣伝する
  • 俳優はインタビュイー、監督は取材者。一緒に企画を立てモノづくりすることで、その企画を取り上げてもらう。あるいはプレスリリースを打つ
  • 限定グッズなど、限定のモノ・コトを特典にする
  • 金曜ロードショーとして、前作を特集する!

【コンテンツの活かし方について】
映画館で上映されていた映画→DVDやブルーレイ→テレビへと形を変えて流通していきます。1本の記事の場合、映画(自社媒体)→(Kindle・書籍)→テレビ(キュレーションメディア?)の流れが適当かも。

また、ウェブ媒体用の前作特集プラットフォーム(=金曜ロードショー)があってもよさそう。ロードショーの由来がキーワードになりそうです。

【ロードショーはリアルで催すべき?】

新進気鋭の劇団の場合、いきなりブロードウェイでの上演を行うのはリスクが高く、興行主も手を出そうとしない。そこで、まずは地方を回って上演を行い、そこで評判を得て実績を積み重ね、最終的にブロードウェイでの上演を目指す、という形が取られた。

「最初は東京・大阪を始めとする数都市で先行上映し、その実績を踏まえて、その他の地方での上映を行う」という形が行われていて、この上映のことを「ロードショー」と称していた。

引用:ロードショー (映画用語) – Wikipedia 

インターネットの中にもお洒落な表参道っぽいエリアがあれば、雑多な新宿街のようなエリアもあります。ロードショーを、インターネットの特定の場所で多発的に開催する話も出てくるかもしれませんね。

とにもかくにも、前作を特集する金曜ロードショーの仕組みがウェブ上にあったらとてもおもしろいと思います。